企業内保育所で働く時の注意点

 

大企業であれば、安定して働き続けることができます。
なぜなら大企業と言うのはよほどのことがない限り、安定運営をしているからです。

 

企業内保育所の儲けが期待できないからと言ってすぐに閉鎖してしまうことはほとんどありません。
従業員の数も多いので、利用者も多くなり施設としても安定運営できるでしょう。

 

しかし、この安定した職場と言うのは他の保育士さんからしてみてもとても魅力的な職場です。
転職するのなら、大企業の企業内保育所がいい!という人もたくさんいるでしょう。

 

実際、転職サイトなどで人気の求人と言うのはそう言った大企業のものから埋まっていきます。
しかし採用する人は1人か2人と言ったところで、狭き門なのです。

企業内保育所

 

倍率の高い企業内保育所に転職するには

 

そこで、大企業の企業内保育所で働くためには、自分の保育理念と言うものが必要になってきます。
面接官は保育の事に関しては、素人かもしれませんが、採用試験についてはプロ中のプロです。

大企業の人事担当ともなりますと、人となりを見抜く力も優れています。

 

ここで、ただお給料がいいから、という理由で転職を求めてますということになったら、採用にはならないでしょう。
採用側としては保育経験を重視していることが多いので、明確に自分のスキルなどを相手に伝えることが必要になります。

 

企業内保育所だからといって「保育の質」が変わるわけではありません。
子ども1人1人と真剣に向き合うという姿勢が必要になってくるんですね。

 

また、企業内保育所であると、保育園には存在する園長先生が存在しません。


何か困った時、対処しなくてはいけない時。

あなたの臨機応変な対応が必要な職場でもあるのです。

 

 

企業内保育所だから・・・と安易に決めてませんか?

 

企業内保育所は運動会のような大きなイベントもなく、残業もありません。
保育士にしてみれば負担の少ない職場でもあります。

 

しかしそれだけの理由で安易に転職を決めていませんか?


求人情報を見る時に、「企業内保育所」と書かれているだけで選んでいては後から大変な目にあうこともあります。

 

それは、もしかしたら企業の形態によっては夜間保育が必要になることもあります。
そうなると保育士さんも夜勤をしなくてはいけません。

また園児の定員も数人の所もあれば、数十人の所もあります。


クラス分けなどはほとんどしていないでしょうから、基本的に異年齢保育になります。

こういったところをよくよく考えて、転職先としてどうか、ということを考えていかなくてはいけないんですね。

 

首都圏では待機中移動問題が本当に深刻です。
そんな待機児童問題を少しでも解消しようとした取り組みで登場したのが、企業内保育です。

 

会社で働いている人が、同じ敷地内にある保育所に子どもを預けられるという便利さから注目が集まっています。

ではこの会社の中にある企業内保育所に勤めるのは本当にメリットばかりなのでしょうか?

企業内保育所

 

企業内保育所の現状は?

 

待機児童問題解消の切り札として華々しくデビューした企業内保育所ですが、現状はどうなっているのでしょうか?

 

開始された頃から比べると企業内保育所の数は約4000か所以上と増えてきています。
これはやはり働くお母さんが増えたことが大きな理由で、認可保育所に入れないと仕事復帰もできないという悩みの深さを示しています。

 

育児休暇は最大3年まで取れると法律で決まっています。
しかし、一般企業で3年も休むと職場復帰には大きな課題が残ります。

 

企業としても働き手を失い新しい人材を育てるのは痛手です。
そのため、企業内保育所を設置して、お母さんが働きやすい環境を作り上げようとしたんですね。

 

しかし、この企業内保育所、ほとんどの施設が認可外保育所となっていて、経営が困難になり閉鎖する施設も少なくないのです。
それはやはり認可外保育所なので、自治体からの助成が5年で打ち切られてしまうこともあります。

 

それ以上に利用者のニーズが思ったように伸びず、保育士の給料を賄えない企業もあるのです。
働くお母さんにとってはすごくありがたい施設ですが、働く保育士にとってはリスクを伴う職場でもあるのです。

 

企業内保育所で働く環境は?

 

勤務形態はその企業によって様々です。
正社員と同じ扱いをしてくれるところもあれば、契約職員、パート、アルバイトなどのところもあります。

 

ここには企業内保育所に対しての決まりが少なく、開園する企業の思惑で変わってくるということになるのです。
しかし、認可外保育所の中では比較的条件が良く、従業員数が1000人未満の企業内保育なら平均年収は310万円となっています。

これは他の保育士さんの平均年収とそこまで大きな差はありません。


正社員になると賞与も出ますので、年収が保育園で働くよりも増えたと思う人も多いようです。

更に従業員が1000人を超える大企業の企業内保育所になってくると、平均年収は620万円となっています。
公立保育園で働き続けた人並みの年収ですね。

 

大手企業であればあるほど、福利厚生や給与形態がしっかりしており、昇給も期待できます。
過酷な保育士の勤務状況から抜け出すことができるのも、この大企業の企業内保育所なのかもしれませんね。

 

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